快適な注文住宅の条件に広さを挙げる人は少なく無いですが、現実的には希望通りの広さを実現することは簡単なことではありません。通勤や通学の利便性を考慮した立地を採用すれば、土地代を安く抑えることは難しくなります。その結果、ある程度広さに関しては妥協することが求められます。そこで面積的には希望通りの広さを確保することが出来なくても、デザインを考慮することで感覚的な広さを手に入れる方法があります。
感覚的な面で広さを感じられる家にするための方法はいくつかあります。天井を高くすることも一つの方法で、注文住宅ならそれを実現することが可能です。土地の制限によって横に広げることができない分、縦に伸ばすということです。低い天井から受ける圧迫感から解放されるだけでも、気分的な違いは大きいです。
視線を遮らないようにデザインすることも効果的な方法です。キッチンからダイニングへと視線が抜けていくだけでも効果がありますし、更にリビングへと繋がって入れは広々とした空間に身を置いていると感じられます。同じスペースでも、視線を遮らないように設計するだけで、感じる広さには大きな違いが出ます。屋外スペースも上手に利用すれば、広々空間を演出することに貢献してくれます。
庭に繋がる間口を広くとれば、視界の中に庭が入ってきます。繋がっているように感じられるので、大きなリビングルームに居る感覚が味わえます。建ぺい率の関係で利用出来ない空間も、注文住宅なら上手に設計することで大きな意味を持たせることが出来ます。
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