注文住宅のための資金計画

注文住宅に憧れる人は多いのですが、だからと言ってどんな風に準備を進めていけばいいのかと考える事もあるでしょう。誰もが家の外観や内部の設備、間取り等に目を取られてしまいがちですが、資金計画についてもきちんと検討していかなくてはいけません。車のローンよりも相当高い金額を払う事になりますから、今すぐ購入しようと思って出来るものではないのです。今後の人生設計も改めて考え直していくほどの資金が必要となります。

注文住宅だとさらに値段が上がります。頭金をどれだけ準備できそうなのか、全体的に住宅ローンは幾らほど借りられそうなのかという事などを検討していきます。費用の内訳も大まかに考えて、家そのものの本体の工事費が全体の約７割、その他の電気やガス等の工事は付帯工事費という範疇になります。家そのものだけの見積もりを取って安心していたら想像以上に別の部分でお金がかかってしまっていたなど、慌てないようにしましょう。

資金としては、返済できるのはどれぐらいなのかを考えて借り入れ金額を決めましょう。とにかく上限いっぱいまでとしてしまうと、返せなくなった時にそれこそ家を手放したりする事になってしまいかねないので、それだと家を建てた意味がありません。資金計画の目処が立てば、後はどんな家が出来上がるのかと待つ楽しみもひとしおなのが注文住宅です。大変な部分の検討が終われば後は家が出来上がるのを見守りながら待っていましょう。