さまざまなプレハブ工法の注文住宅とは

注文住宅を建設するときに注目したいのが工法ですが、現在大変人気があり多くの方が選んでいるのがプレハブ工法です。プレハブ工法には材料別に木質プレハブ工法、鉄骨系プレハブ工法、コンクリート系プレハブ工法に分けることができます。もともとプレハブとはプレハブリケーションの略で、工場であらかじめ部品を作ることを指します。工場で作る品質管理が行き届いた部品を現場で組み立てるということで、品質が均一な良質な部品を期待することができ、当たり外れのない質の良いマイホームを建設することができるのです。

しかも部品を工場で一括大量生産で作るので品質の割にローコスト化が望めるのも特徴です。一般的に大手ハウスメーカーの注文住宅はこうしたプレハブ工法にて建てられることが多くあります。もっとも多く建設されているのが注文住宅の木質系プレハブ工法です。壁式のパネル工法でツーバイフォーの建築方法とよく似ていますが軸組を使った木造在来工法に似た建築方法を用いることもあります。

品質が均一な上に、工期が短縮されることもあり、屋根パネルの組立までも短いので建物の傷みを少なく完成することができます。軽量鉄骨を用いたプレハブ工法が鉄骨系プレハブ工法です。工場生産によって精度が高い部品を使い、短い工期で注文住宅を完成させることができます。コンクリート式プレハブ工法はコンクリート板であるプレキャスト板という素材を現場で組み立てて使います。

火災に強く防音性に優れているのが特徴です。