注文住宅で真っ先に考えるのは建物のことかもしれませんが、他にも考えておくべきことがあります。それは家が建つ場所、つまり、土地に関することです。実はここを考えることはとても大事で、どんなに家が素敵でも土地条件が劣悪なら、その場所で快適な暮らしを送ることはできません。では、土地の問題ではどんなことを考えておけばいいのでしょうか。
一つは、土地の形状の問題があります。注文住宅を建てるときは、この土地の形状を厳しくチェックしておく必要があり、もし形状に問題があれば、家が建てられなかったり、作り直しや補修が必要になるケースもあります。よって、建築士などプロに頼んで、しっかりと土地の形状を見てもらうようにしてください。また、土地といえば地盤の問題も絡んできます。
例えば、河川よりも低いところに土地があり浸水が起きる可能性があるとか、排水がとても悪くいつも湿った状態になるなど、地盤の点で問題があれば、その部分を基礎上げしたり、地盤改良するなどしなければなりません。それを行うためにはもちろんお金がかかりますから、経済的な点でデメリットになります。このように、土地条件の問題は幅広いものがあるので、注文住宅を購入する前に十分にチェックして検討しておかなければなりません。もちろん、土地自体の性質だけではなく、周辺の環境や交通機関、勤務先までの所要時間など、通常の立地条件についてもチェックしておかなければならないことは言うまでもありません。
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